株式会社エリッツ 佐々木 茂喜 社長

2020年10月27日#不動産

本日はよろしく宜しくお願いします。早速ですが、佐々木社長の会社は何をしている会社なのですか?

エリッツは京都・滋賀・大阪において、賃貸不動産仲介、不動産販売、建物管理など、幅広い事業を展開しております。

実は、僕が京都で住まいを探すとき、エリッツさんにお世話になりました。広島出身で京都のことはよく分からなかったのですが、大学生が住みやすいエリアの紹介を親身になってしてもらえて、安心して住まいを決めることができました。

そうなんですか。おかげさまで、中核となる不動産仲介事業では45店舗を出店し、本社を置く京都においてはNo.1の店舗数を持っております。

そうなんですね。では、そんなエリッツの強みを教えてください。

エリッツの強みは組織力です。

組織力ですか!?

はい。実はこの業界の歴史は40年から50年と、割と短いんですよ。そしてエリッツができたのはこの業界ができて10年から20年でした。なので、当時はその歴史に比例して組織という面では薄かったのです。一人の社員が物件広告から営業電話、接客、契約書作成など様々な業務を担当していました。しかし、それでは効率が悪い。社員個々にも広告作りが得意な者、接客が得意な者など様々なタイプがある訳です。そういった事を考慮して分業制を機能させたのです。社員の増加も分業制を後押ししてくれました。また、グループ会社の設立も組織力の向上に繋がっています。

どんなグループ会社があるのですか?

保険代理事業、広告事業などを主に担当する株式会社エリッツホールディングス、賃貸不動産仲介事業などを主に担当する一番お客様に身近な株式会社エリッツ、賃貸不動産管理事業を主に行う株式会社エリッツ建物管理、他にも株式会社エリッツ不動産販売、株式会社弁慶引越しサービス、清掃事業を担当する株式会社エクシヴ、海外事業のERITZ INTERNATIONAL MALAYSIA。このように、グループ間のシナジーを相互的に発揮できる組織力が私たちエリッツの強みです。

引っ越しや建物管理までお客様をサポートしているんですね。

はい。私たちは単に賃貸住宅という「住まい」を提供するだけではなく、その住まいを通じて、お客様が「喜び・楽しさ・感動・夢が感じられる生活」の提案をしていきたいと考えています。

(写真:エリッツロゴマーク/HPより抜粋)

なるほど。では、佐々木社長はどんな人物をこの会社に求めていますか?

明るくて元気な子が良いです。

明るくて元気な子ですか?どういうことですか?

実は今、私たちの業界ではお客様が来店するまでに勝負は始まっているんです。それは、インターネットが進歩して、物件検索システムなど、より便利なものが誕生したからです。しかし、最終的にはお客様の接客は社員がするので、やはり社員の人間力がとても大切になってきます。お客様を不快にさせることのない明るく、元気な人が欲しいですね。

明るくて、元気な人は万人に好かれますもんね。

そうだね。人に好かれる性格、personality(パーソナリティー)を私は見ます。

これからエリッツさんは「「古都」京都と海外とのグローバルな架け橋となる新規ビジネスモデルを構築し、事業を展開していく」とHPで拝見しました。英語力は求めないのですか?

英語力があれば、より重宝されます。

(写真:取材風景)

そうですよね。では、佐々木社長が求める人物に近づくため、今の大学生に何かアドバイスをお願いします。

大学の勉強ももちろんですが、社会に出て活かせるものを大学生のうちに得ておくことが大切だと思います。それは難しいことでなくて構いません。例えば、自動車運転免許であったり‥‥。

どうして運転免許なのですか?

エリッツでは、お客様を物件がある場所まで、安全にご案内することが必要です。運転免許を持っているだけではなく、運転が上手い必要があります。そういった技術は大学生のうちに身につけてくれていたら嬉しいですね。他には、宅地建物取引士の資格も大学生で取得すると社会に出て大きく役に立ちます。

宅地建物取引士??

いわゆる「宅建」と呼ばれるものです。宅地建物取引士は不動産販売や賃貸の仲介に不可欠な国家資格です。エリッツは入社後3年で取得することを目標としていますが、中には入社前に持っている人もいます。その差はやはり大きいです。

そうなんですね。つまり、社会に出て使える技術や知識を大学生のうちに取得するべき、ということですか?

そうですね、需要に応えるという意味で、将来的に社会貢献になるものを大学生のうちに手に入れて欲しいです。その際、「自分を豊かにする」という気持ちを持つことが大切です。

自分を豊かにする!その気持ちで大学生活を日々精進してまいります。佐々木社長、どうも有難うございました。